大阪府市エネルギー戦略会議のがの再稼動8条件を政府へ提案

8提案とは、第5回大阪府市エネルギー戦略会議で議論された8条件のこと。

大阪市のホームページには、大阪府市エネルギー戦略の会議内容が記載されていて、そこで公開されているPDF資料『(追加資料)原発再稼働に関する八条件』で8条件が確認できる。

【原発再稼働八条件】

以上の「根本的に欠落している論点」を踏まえた上で、次の「八条件」を満たすことが原発再稼働の前提条件であると考える。

  1. 国民が信頼できる規制機関として3条委員会の規制庁を設立すること
  2. 新体制のもとで安全基準を根本から作り直すこと
  3. 新体制のもとで新たな安全基準に基づいた完全なストレステストを実施すること
  4. 事故発生を前提とした防災計画と危機管理体制を構築すること
  5. 原発から100キロ程度の広域の住民同意を得て自治体との安全協定を締結すること
  6. 使用済み核燃料の最終処理体制を確立し、その実現が見通せること
  7. 電力需給について徹底的に検証すること
  8. 事故収束と損害賠償など原発事故で生じる倒産リスクを最小化すること

この資料には、『そもそも論』という条項も記載されている。

【そもそも論】

現在、政府が原発再稼働を検討する以前に、根本的に欠落している論点があるので指摘しておく。

  1. 「次のフクシマ」級の原発事故が起きた場合には、日本を滅ぼすという危機感が欠けているのではないか。
  2. 政府や国会に設置された事故調査委員会の報告も行われておらず、原発事故原因が究明されていない状況では、再稼働の検討はできないのではないか。
  3. 原発事故は当事者の東電だけでなく、原子力安全・保安院と原子力安全委員会には「安全規制の失敗」が免れないのではないか。だとすれば、現在の再稼働の手続きは、いわば「A級戦犯」が進めている構図にならないか。
  4. 原発が十分な安全性を持つかどうかは、信頼に足る専門家が客観的・中立に判断すべきであり、政治家がそれを判断するというのは「間違った政治主導」ではないか。

非常に明快であり、理解が容易い論点。

先の『原発再稼働八条件』が提案できたのは、これら見解を議論の出発点に定めていたからだろうと納得できる。

停止中の原発は大飯原発だけではない。例えば、島根原発では、視察といった動きがみられる。

島根原発に限らず、原発再稼動は、停止中の原発すべてに関わる議論だ。

根拠がよくわからない安全安心を連呼する手法と比べるまでもないが、これらを論点として進めることの方が、よほど現実的な再稼動議論といえる。

[報道]

橋下市長:大飯再稼働で8提案 政府説明で上京へ- 毎日jp(毎日新聞)

[参考]

大阪市市政 大阪府市エネルギー戦略会議の開催概要

時事ドットコム:大阪の提言精査=藤村官房長官

時事ドットコム:21日に島根原発視察=平井鳥取知事

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