言行一致が体現者

何らかの思想のもと、何らかの物事を成し遂げようとした場合、往々にしてその目標だけをみる。

もうまっすぐに、それだけをみる。

それは純粋な想いの結晶で、何も悪いことでないけれど、目標を達成する手段を選ばずなんてしていると、視野が狭くなる傾向が強い。

端的にいえば、目標だけをみるものだから、そこへ辿り着く過程の考察を疎かにし、その選択の重要性を見失う。

何が関係しているのか。

別に、哲学的な、とんち的な、そういったややこしい話ではない。

目指すべき目標、それは未来のあるべき姿で、それは現在の延長線上であり、現在とは今この瞬間。

今この瞬間と言葉で書くとなんだか難しそうな印象だが、要するに生きるということで。

生を活かす常なる日々。日常生活。日常生活の積み重ねが未来を作り出す。

簡単な推論。単純な理屈。

つまり、日常生活を疎かにしては、目標へ辿り着くことなどできない。

思想に沿った目標。思想に沿った言葉。思想に沿った行動。思想に沿った衣食住。

思想とは、心に思い浮かべる意志のことで。意志とは、方向性を確定する根源で。

意志を明確にし、思想を精査し、言動を自戒し、それが現在を形作る。

そうやって創造していく今の連続が、目標とする未来へと繋がる。

意志に繋がる言動が、言動に繋がる考察が、言行一致の体現者が、目標を達成した未来を創造する。

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