関西広域連合の会合における大飯原発再稼動議論

関西広域連合の会合記事にて。

大阪府松井知事、

大阪府の松井知事は「安全基準が暫定的だということは、それに基づく安全対策も万全ではないということなのに、運転を再開させるのか」と述べ、政府の姿勢を批判しました。

といった発言に、細野大臣、

細野大臣は「原発にもはや万全ということはありえない。常に新しい知見に基づいて、高いレベルの対策を満たしていくというのが政府の考え方だ」と答えました。

そして、大阪市橋下市長、

また、大阪市役所からテレビ会議のシステムを利用して参加した橋下市長も、仮に運転を再開するにしても期間を限ることを検討すべきではないかとただしました。

その返しに細野大臣、

細野大臣は「時期を限っての運転は考えていないが、原子力規制庁の下で新たな安全基準を作り、大飯原発も再評価する。その再評価の結果おかしいということなら使用停止も含めた厳格な措置を取る」と答えました。

細野大臣の発言は一貫している。

別の記事で枝野大臣が、

枝野幸男経済産業相は29日の閣議後記者会見で、橋下徹・大阪市長が関西電力大飯原発の夏だけの再稼働に言及したことに対し「万が一の場合に一番影響の大きい(地元の)福井県やおおい町の皆さんに提起することはとてもできない」と否定的な考えを明らかにした。
橋下氏は19日、大阪市で開かれた関西広域連合で、細野豪志原発事故担当相らに対し、期間限定の再稼働を提案。これに対し、枝野氏は「『安全ではないかもしれないが、本当に足りない時は動かす』と受け取られかねない」と述べ、橋下提案は地元に理解されないとの認識を示した。

と発言していたのとも合致していて、珍しくというか、政府見解は一致しているようだ。

受け答えだけ抜き出すと、細野大臣や枝野大臣の言い分の方がまともにみえてくる。

しかし、実際のところは、松井知事も橋下市長も政府も、それぞれの立場とお互いの言い分の落とし所を探っていわけで、そんな最中の一部の会話だけを抜き出しても仕方ない。

でも、夏という期限を設定している限りは、部分が焦点となるのもまた仕方ない。

とはいえ、福島原発事故の対処不能状態と事態収束の目処がいまだに見えない状況を考えれば、原発稼動の議論を行っていること自体が、すでにまともじゃないことなんだろうな。

[報道]

大飯原発 知事の対応分かれる NHKニュース

[参考]

大飯原発:夏だけ再稼働の橋下案に否定的 枝野経産相- 毎日jp(毎日新聞)

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