25回目のうるう秒

記事より、

うるう秒の必要性を巡っては、日本や米国などは「挿入により、コンピューターシステムや電子商取引などに悪影響を与える恐れがある」などと廃止を主張。英国、カナダ、中国などは「天文観測システムへの悪影響がある」などと廃止に反対し、議論が続いている。

経済の立場からは変化しないことが求められ、学問の立場からは変化することが求められる。

経済も学問も人々に必要なものだが、お互いが安定を求めて出す答えは、対立する需要を生む。

お互いが歩み寄りをする気がないならば、議論は永遠に平行線だろう。

そもそも、何のために経済が必要なのか、何のために学問が必要なのか。

突き詰めれば、安定とは何かという問いに行き着くのかもしれない。

変化しないことは、安定しているようにも思えるが、実際の所、常に変化し続けることから安定は得られるものだ。

例えば、直立は自らの力によってのみ不動を強いられるが、回転は外部の力を利用して支えを得ることができる。

もちろん言葉の遊びであるのだが、ただの言葉遊びだけとも云えず。

地球の自転に基づく世界時は、太陽が朝に出て夕方に沈むといった、日常生活に関係する時間観念からすれば便利である。しかし、地球の自転運動は一定の速さではない。主に月による潮汐摩擦、他にも地震による地球内部の質量の分布変化、マントルと外核の相互作用、地殻と風の相互作用、地球内部の核、風、海水や氷河の分布変化など、さまざまな原因により地球の自転運動は一定の速さではない。

全てが全てに影響を与え合い、あるがままで日々が形作られている。

個々が個々を全うすることで、安定が生み出される。

経済だけでもなく、学問だけでもなく、関係する知識も、関係しない知識も、全てがあるがままでいられる道理を探ることが、本当の安定に繋がる道なのかもしれない。

[報道]

3年半ぶりに「うるう秒」、7月1日が1秒長く : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

[参考]

閏秒 – Wikipedia

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