メガソーラーの課題

地上で太陽光発電を行う場合、発電効率は太陽光の具合に左右される。

これは太陽を発電燃料とするので当然といえる。

記事で語られる夏のピーク電力云々の記述はひとまずおいておくとして、

夜間の光がない状態や昼間でも太陽が雲に隠れてしまう場合の発電力低下は免れないし、この対策を考えておく必要があるのは確か。

太陽光発電は余剰蓄電などのバックアップが不可欠だと思うが、他の手法として、火力や水力を頼りにする想定もあるだろう。しかし、将来に渡って頼りにし続けていたら代替の意味がなく。

この問題に対して、記者は地熱発電をもってくるようだが、次回はどのように展開するのかな。

[報道]

今のメガソーラーは“メガ負債”となる : アゴラ

福島県に出光興産などが国内最大規模の地熱発電所を建造予定

国内最大規模の地熱発電所を石油を商う出光興産などが手がけるらしく。

記事によると、

出光興産など9社は、福島県の磐梯朝日国立公園内に国内最大の地熱発電所をつくることを決めた。発電量は最大で原発1基の約4分の1にあたる27万キロワット規模をめざす。今年度から開発し、2020年代初めに運転を始める。

ということで、27万キロワット規模を約10年で運転を目指すと。

妥当性がよくわからないので、地熱発電に関連して視点を海外に向けて根拠を探る。

産経の2011年12月13日付け記事では、

発電所は2014年に運転を開始する予定だ。(中略)発電所はインドネシアジャワ島西部のバンドン郊外に出力5万5000キロワットの発電設備を建設する。

丸紅と東芝の計画では、5万キロワット規模を約2年で運転を目指すことに。

福島と比べると5分の1の規模で年月も5分の1程度なので、規模と期間の割合は似たようなものか。

住友商事の2012年3月2日付けのプレス発表では、

世 界最大級となる220MW(単基容量110MW x 2基、2鉱区合計440MW)の地熱発電所を建設(中略)ムアララボ鉱区は2012年半ばの蒸気生産井の掘削開始、2013年内の地熱発電所の建設開始、 2016年内の完工を目指します。他方、ラジャバサ鉱区は、2013年半ばの掘削開始、2014年内の着工、2016年内の完工を目指します。

住友商事の計画では、44万キロワット規模を約4年で完工を目指す。運転となると1年プラス程度でトータル5年ほどかな。

福島と比べると1.5倍の規模で半分の期間。

この数値の違いは何だろうか。

期間の圧縮は技術向上があったとも思える。もちろん投入できる予算面も影響があるのだろうが。

インドネシア政府も地熱発電絡みでそれなりに補助金を出していると予想するが、日本も補助金を捻出する予定のようだ。

予算だけではなくて、方向性の舵取りも含めて見通しが欲しい。

[報道]

朝日新聞デジタル:福島で国内最大の地熱発電所開発へ 出光興産など9社 – 東日本大震災

[参考]

丸紅、東芝と組みインドネシアの地熱発電所を受注 – MSN産経ニュース

インドネシアで大型地熱発電事業に開発初期段階から参画 | プレスルーム|住友商事