オスプレイ事故の責任所在はどこになるのか

記事より、

森本敏防衛相は30日、沖縄県宜野湾市の佐喜真淳市長を市役所に訪ね、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍普天間飛行場(同市)への配備に協力を要請した。これに対し、佐喜真市長は墜落事故を起こしたオスプレイの安全性に懸念を示し、「2カ月余りで2回事故が起きた。普天間の住宅密集地で事故が起きたら誰が責任を取るのか」と反発した。

最もな意見。

責任所在はアメリカになるはずだが、過去の事件をみる限り、その責任をとっているようには思えない。

[報道]

時事ドットコム:宜野湾市長「誰が事故の責任取るのか」=防衛相、オスプレイ配備に協力要請

[参考]

時事ドットコム:アジア安保に不可欠=オスプレイ沖縄配備-米国防長官

オスプレイの沖縄配備

沖縄県HPにて6月20日付けで公開されたオスプレイ配備に関する要請書(pdf)の引用、

オスプレイの沖縄配備について

貴職におかれましては、本県における基地問題の解決のため、平素より格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
オスプレイの沖縄配備について次のとおり要望しますので、格段のご配慮をお願いいたします。
普天間飛行場は、市街地の中心部に位置しており、住民生活に著しい影響を与えていることから、周辺住民の不安や騒音被害などを解消することが喫緊の課題となっております。
平成16年には、沖縄国際大学にヘリコプターが墜落する事故も発生しており、同飛行場の危険性の除去は焦眉の課題であり、一日も早い移設・返還の実現が必要であります。
このような中、普天間飛行場へのオスプレイ配備が実施されようとしておりますが、同航空機は、去る4月11のモロッコでの墜落事故に続き、6月13日のフロリダ州でも辛く事故が発生しております。
本県としては、事故原因が究明され、安全性が証明され、県民の不安が払拭されない限り、配備には反対であります。
政府におかれましては、このような状況を踏まえ、同機種の配備計画の見直しを含む適切な措置をとるよう強く要請いたします。

上記文書を、沖縄県知事、仲井氏署名にて、民主党幹事長、外務大臣、防衛大臣に宛てたようだ。

オスプレイ配備は、尖閣諸島等々の対外的な抑止力に有効だといわれている。

しかし、地元にとっては数々の現実としての実害が目に付いてしまうだけに、可能性としての有事を考慮するのは困難だろうな。

そこを狙ってかどうかは不明だが、日本共産党は、安全面だけを追求して、他の側面を議論する気はないようだ。安全面は、一側面に過ぎないだろうに。

目的を明確にして、利点や問題点を突き詰めて、妥協点を見つけるしかないのだが、消費税増税に絡んで党分裂の危機まで抱えている民主党に、そんな采配が出来る余地があるのだろうか。

[報道]

オスプレイ撤回要請を可決 神奈川・座間市議会 – MSN産経ニュース

[参考]

沖縄県|基地対策課トップ

沖縄タイムス | オスプレイ配備:県関係全議員が中止要請

沖縄タイムス | 全首長が開催賛成 オスプレイ反対県民大会

朝日新聞デジタル:オスプレイ、米で訓練中に墜落 日本配備に影響必至 – 国際

主張/オスプレイ墜落/配備計画は撤回するしかない

笠井・赤嶺議員質問で問題点鮮明/オスプレイ これでも安全か

野田首相と沖縄県知事と米軍普天間飛行場

論点のすり替え。そういう側面がなきにしもあらず。

しかし、これもまた論点のすり替えのような印象。

国防だからといって、その地域は何をされてもよいという結論が出るのだろうか。

米軍なのか米軍を装った別の組織かはわからないが、地元住民への被害が発生した。

そういった地方自治体が抱える問題も含めて議論を進めるのが道なのだろう。

[報道]

NEWSポストセブン|落合信彦氏 野田首相の沖縄県知事への謝罪は“異様な光景”

[参考]

沖縄県