記事より、
英名門銀行バークレイズによる国際的な金利指標の不正操作疑惑が発覚したのを機に、英金融界のモラルと信頼性が問われる事態となっている。
(中略)
LIBORはバークレイズなど複数の有力銀が市場の動向を見ながら提示したレートをもとに、英国銀行協会(BBA)が決めて公表。しかし、英金融サービス機構(FSA)の調べによると、バークレイズは、自行の資金借り入れコストを引き下げようと、市場の実勢レートより低めの金利を報告するなど、長年にわたりLIBORの操作を試みていた。多くの金融取引の目安となる公的な指標金利を自行の利益のために操作して顧客や投資家を欺いていたわけだ。
数年前から続いている捜査だというのに、今頃に会長が辞任して事態を終息させる、なんて間抜けな理屈だ。
とかげの尻尾切りなどでお茶を濁される事がないことを祈ろう。
[報道]
「軽蔑すべき嘘つき銀行文化」 英大手銀バークレイズ疑惑、信頼失墜の金融センター+(1/2ページ) – MSN産経ニュース
[参考]
英バークレイズ、LIBOR操作疑惑で4.53億ドル支払い和解 | ビジネスニュース | Reuters
英バークレイズ、2日にアギウス会長の辞任発表の見通し=関係筋 | ビジネスニュース | Reuters
英銀バークレイズ、LIBOR不正操作問題で会長が引責辞任 | ビジネスニュース | Reuters
Filed under: ジジトオドル、経済、国際 | Tagged: イギリス、バークレイズ、ロンドン、金利指標、LIBOR、不正操作 | Leave a comment »