子宮頸がんワクチンが定期予防接種へ

がん発症にワクチンを用いて予防するというのは、何となく違和感があるかもしれません。

がんとは、何らかの原因で細胞が変質し、制御不能な細胞が増殖する状態をいいます。

がんにも色々と種類がありますが、今の所、ハッキリとした治療方法や効果的対策などはわかっていません。

しかし、その中で、子宮頸がんと言われるがんの原因は、HPVというウィルスが原因で発症するとされています。

ウィルスが原因だと考えられているので、ウィルス感染を予防するためにワクチンを接種して、あらかじめ予防しようという話です。

先進国の中で見れば、子宮頸がんワクチンの定期予防接種扱いとしている国が多いため、定期予防接種化が望ましいとされていて、その流れで今回の決定となったのでしょう。

アチラがやっているのでコチラもやろうという論調にしかみえず。ワクチン接種の必要性が議論されたかが見えず。

ワクチンが不妊を引き起こすといった論を言いたいわけではなく。

それは、水道水を塩素消毒していることを、化学兵器でも使用されていた塩素に関連付けて騒ぎ立てていることに似ている。
そういった、適切に使用された塩素が細菌の繁殖を防いでいる事実を無視するような論法を使うつもりはなく、適切な使用であれば問題は起こり難いだろうことは想像できる。

そうではなくて、ウィルスに変異する性質がある事を忘れてはいないかということで。

ワクチン接種で下手に抑え込む手法を取ることによって、インフルエンザワクチンのような経緯を辿るような気がしてならない。

[報道]

厚労省、細菌性髄膜炎と子宮頸(けい)がんワクチンを定期予防接種対象に

[参考]

悪性腫瘍 – Wikipedia

子宮頸癌 – Wikipedia

ワクチン – Wikipedia

予防接種情報|厚生労働省

子宮頸がん・ヒブ・肺炎球菌、公的接種拡大へ : 子どもニュース : 子ども : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

鳥インフルエンザウイルス、ヒトに感染しやすいように進化、米研究 国際ニュース : AFPBB News